FUKURODA工舎

大正・昭和・平成・令和をつなぐ家づくり 構造見学会チラシ_確認用 平成以降の住宅建築では、プレカット材が主流となり、四面モルダー仕上げによって均一な柱や梁が工場で大量に生産されるようになりました。105角や120角の柱が容易に手に入り、狂いの少ない集成材も広く普及しています。効率性と安定性を備えた令和の建築は、平成の技術革新を基盤として発展してきました。 一方で、昭和時代の大工仕事は今とは大きく異なります。120角の柱を使うには、まず135ミリほどの粗挽き材がバンドソーで挽かれて大工のもとに届き、それを電 ...

８月３０日（土曜日）に御所見の家の完成見学会を開催します。 構造材は全て天然乾燥材を使っており１本１本丁寧に鉋で仕上げました。 柱：天竜産のヒノキ 梁：天竜産の杉 板材：徳島の杉 床材：お施主さんの妹さんが伐採＞製材＞床加工した杉の床板とヒノキの床板 左官は湘南ウォールデコの池田さん 壁は８０ミリの土壁を塗った後に漆喰で仕上げました。 向かいのテニスコートを所有していてテニス仲間が集まる家になっています。 外観 池田さんの漆喰仕上げ 妹さんが作った床板   完成見学会の申し込みはこちらからよろし ...

2025年9月27日（土曜日）雨天延期 足柄山で植樹会を開催します。 植樹をして木が成長してゆくにあたり、 地上には枝や葉、地下には根が伸びてゆきます。 枝や葉は植物本来が持つ環境機能である、冷却効果や二酸化炭素の排出を防ぐ大気汚染浄化機能などで大活躍します。 そして地表を覆う根は土砂崩れを防ぎ、雨水を循環させる涵養機能をもたらせてくれます。 このように植樹活動は環境にとても良い影響があると考えています。 木の家に住みたい方、木の家を建てる設計士さん、 木の家に興味のある学生さん達と日本の山を守る活動をし ...

  このたびFUKURODA工舎が手がけた「御所見の家」が完成し、施主様のご厚意により 8月30日（土）に完成見学会を開催させていただく運びとなりました。 御所見の家は意匠設計に株式会社 都市環境建築意匠設計事務所／伊東哲嗣 氏、 構造計算に結設計／森田結一郎 氏を迎え設計・構造の両面から丁寧に考え抜かれた住まいです。 家を支える構造材には、静岡県天竜のAMANOさんによる天然乾燥の檜と杉を使用。 時間をかけて自然乾燥させた材は強度と香りに優れ、美しく現しで見える構造として、この家の骨格を形づく ...

構造見学会を開催しました 今回の建築では、ヒノキの柱、杉の梁に、静岡・天竜の天然乾燥材を使用しています。 しっかりと時間をかけて自然乾燥させた木材は、人工乾燥材とは違い、木本来の艶や美しい木目、そして心地よい香りが特徴です。 実際に現場で木に触れていただき、その違いを体感していただけたのではないかと思います。 日本の伝統技術を体感 また今回の見学会では日本の伝統技術を感じていただけるよう、大工さんによる手刻みの木組や左官屋さんの竹小舞の技を実際にご覧いただきました。 一本一本手作業で仕上げられる木組の精巧 ...