木の家では昔ながらの大工さんの技を家のあちこちで見ることができます。
これは木一本いっぽんに加工を加える「木組み」といわれる方法です。
たくさんの木が組み合わさる箇所もあります。
図面からこれらの構造を読み取り、木と木が間違いなくピタリと合わさる様子は
私には神業のように感じます。
柱は一本ずつ丁寧に手鉋で仕上げます。
鉋がけをすることで水分の染み込みやほこりなどの付着を防ぐ効果もあるそうです。
オイルやワックスなどは使用しませんが
こんなにもツヤツヤと輝いています。
我が家で使っている木材が天然乾燥材だという事もありますが
木そのものが持つ自然な美しさが表れていると思います。
梁と柱を繋ぎ止める「コミ栓」。
私はこのポコッと出たコミ栓がなんとなく可愛らしくて大好きです。
大工さんや職人さんの技が見える家で
暮らすことができるのは本当に幸せだなと思います。