12月15日 足柄山で伐採見学会を開催しました
12月15日に足柄山で伐採見学会を開催しました。
木の家づくりの最初の一歩である「伐採」の現場に足を運び、家を建てるという行為が自然とのつながりの中にあることを
お施主様や設計士の皆様に体感していただく機会となりました。
伐採の尊さと家づくりの始まり
40年以上の歳月を経て成長した木々が、家づくりの材料として伐採される――。
この過程には、自然の恵みに対する感謝と、それを未来に活かす大切さが込められています。
今回の見学会では、実際に伐採の瞬間を目の当たりにし、山の空気や木の香りを感じながら、家づくりの根本的なスタート地点を共有していただきました。
当日の流れ
午前、参加者の皆様とともに足柄山の山林に入りました。自伐型林業家の杉山さんに作業を進めていただきました。
伐採後は森の中でランチタイム。自然に囲まれた空間でのお弁当は、特別な美味しさがありました。皆様と自然について語り合いながら、和やかなひとときを過ごしました。
午後は製材所を訪れ、伐採した木がどのように加工されていくのかを見学しました。一本の木が柱や梁として生まれ変わる工程を間近でご覧いただくことで、
木の可能性や職人の技術への理解が深まったのではないでしょうか。
夕方には焚き火を囲みながらBBQを楽しみました。炎の揺らめきと木の香りに包まれ、1日の締めくくりとしてリラックスした時間を共有。参加者の皆様との会話を通じて
家づくりに対する想いがさらに深まったように感じました。
家を大切にする心を育む機会に
伐採から加工、そして家づくりまでの工程を知ることは、家を「住まい」として大切にする気持ちを育む第一歩です。
今回の見学会を通じて、多くの方にその価値を感じていただけたのではないかと思います。
最後に
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
FUKURODA工舎では、これからも家づくりの背景やプロセスを共有するイベントを企画してまいります。